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久保田 益充; 山口 五十夫; 中村 治人; 岡田 賢造; 水野 文夫*; 佐藤 淳和*
JAERI-M 82-144, 17 Pages, 1982/10
高レベル廃液中に含まれるSrおよびCsを無機イオン交換体に吸着して廃液から分離して固化する方法について三井金属鉱業(株)と共同研究を進めている。56年度は群分離処理から生ずる二次廃液の処理法として、チタン酸-ゼオライト混合無機イオン交換体力ラム法を活用する方法の検討、および、チタン酸吸着体の焼結固化に関する基礎研究を行った。前者においては原研の再処理試験廃液約10lを処理し、Sr及びCsのいずれについても10以上という高い除染係数が得られ、群分離二次廃液の処理の見通しを得た。後者においてはSrを吸着したチタン酸のX線解析、熱分析により焼結時の物質変化を明らかにした。
妹尾 宗明
日本原子力学会誌, 18(12), p.781 - 785, 1976/12
被引用回数:0核分裂生成物に含まれる放射性核種、SrをもちいたRI電池の熱源用の化合物として使われているチタン酸ストロンチウムの安全で経済的な合成のための一連の工程を提案する。この工程は、著者らが先に報告した硝酸ストロンチウムとメタチタン酸との混合物のか焼によるチタン酸ストロンチウムの合成反応を応用したものである。この工程は従来法に比べ合成温度が低いため、金属製の反応器が有効に使え、処理中に生じる放射能汚染のレベルが低くおさえられる。本法により合成したものの燒結体の密度は従来法のものを使った場合に比べ低いが、熱源としての特性は実用上、ほとんど変わらない。大量の放射性ストロンチウム廃液の固化も同様に、この工程が応用できる。
本島 健次; 榎本 茂正; 星野 昭; 妹尾 宗明; 下岡 謙司; 磯 修一
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(11), p.685 - 688, 1973/11
チタン酸ストロンチウムの新らしい合成法について報告する。硝酸ストロンチウムとメタチタン酸、アナターゼおよびルチル型の二酸化チタンとの反応を熱重量分析、示差熱分析法によって検討し、生成した化合物をX線回折法によって同定した。硝酸ストロンチウムとメタチタン酸との混合物は、約600Cにおいて、見かけ上の吸熱反応によってチタン酸ストロンチウムに合成される。この方法は、放射性ストロンチウム(Sr)を用いる線源、熱源の調整に利用すると有効である。
飯泉 仁; 下司 和男; 原田 仁平*
J.Phys.,C, 6(21), p.3021 - 3023, 1973/00
チタン酸ストロンチウムの規準振動分散関係を中性子非弾性散乱法により測定し、Stirlingの最近の結果と比較した。2,3分枝について新しい測定結果を与えた。